ITIL®4

【オンライン研修】
ITIL® 4 High Velocity IT(HVIT)(ハイベロシティIT)
(21PDU)(試験付き)

(コースコード EPO8008OL)

対象者

  • これからアジャイル/DevOpsの実践を目指すITマネージャーや実務担当者の方

Features

本研修は有償のオンライン研修です。

お知らせ:2023年4月以降は新価格が適用されます。改定後の価格は「価格」欄をご参照ください。

ハイベロシティITとは、ビジネスが非常に早く変化する状況においてITを使ったサービスの迅速なリリースや改善を継続的に行うIT環境を指します。このような環境を実現するためにはアジャイル・ソフトウェア開発やDevOpsの実践が必須となりますが、これには技術的な課題だけでなく、マネジメントの考え方や組織文化の変革も伴います。 アジャイル/DevOpsを単なる技術的な実践としてだけでなく、ユーザにとっての価値のあるサービスをどのように管理すれば良いかについて、ITIL®を活用したサービスマネジメントの考え方を含めて学習します。
この研修を修了し認定試験に合格して取得できるITIL® 4 Specialist High Velocity IT(HVIT)資格は、ITIL® 4 Managing Professionalの認定を受けるための必要条件の一つに含まれます。
ITIL® 4の資格体系の詳細は、「ITIL®︎ 4認定資格と書籍のご紹介」をご参照ください。

本研修の特長

  • 本研修は正式な認定教育として認定されている研修プログラムです。
  • PMP®継続認定プログラムの要件として、21PDUを申請取得できます。(本研修は、PMP®受験資格とはなりませんのでご注意ください)
  • 本研修は試験付きです。試験はオンライン試験のみとなります(弊社会場の試験は2021年12月末で終了します)。「試験ガイド」を参照して事前にオンライン試験の要件をご確認ください。
  • 研修は日本語の教材と講師で実施します。
  • 試験は日本語試験です。
  • 初回の試験には日本語の公式書籍(電子書籍版)がバンドルされます。公式書籍(電子書籍版)はPEOPLECERTから提供されます。
  • 1名様から開催確定します。

本研修に参加すると、以下のことが学習、習得できます。

  • ITサービスマネジメントをアジャイル/DervOps環境でどのように応用するか
  • アジャイル/DervOpsに使える技法
  • ITIL® 4 Specialist High Velocity IT(HVIT)(ハイベロシティIT)認定資格を取得できます

オンライン研修の特徴

  • 研修は全編オンライン上で行います。PCとインターネット環境があればご自宅やオフィスからご参加いただけます。
  • 講義はリアルタイムで認定講師により行います。質問にもその場でお答えします。
  • 教材は事前にレターパックライトにてお申し込みフォームにご記入いただいた住所へお届けいたします。お申し込み時の住所は教材送付先を指定してください。また送付先に変更がある場合はサービスデスク(servicedesk@eplugone.com)までご連絡ください。

参加に必要なシステム要件や環境設定などの詳細は、本ページの中ほどおよび下部にあるオンライン研修ガイドをご覧ください。

期間 オンライン研修:3日間
研修時間:9:30〜18:00
価格 308,000円(2023年3月開催までの価格)/ 330,000円(2023年4月以降開催の価格)
(税込、受講者お一人の料金)
コース受講料と、ITIL® 4 Specialist High Velocity IT(HVIT)(ハイベロシティIT)認定試験の受験料を含みます。受験料以外の試験費用(試験予約の変更やキャンセルにかかる手数料等が発生した場合)はお客様の負担となります。
再試験は受講後1年以内に受験した場合に1回のみ無償となります。理由に関わらず受験せずに受験の権利が失効した場合は無償再試験は適用されません。
2回目以降の再試験の受験料は、2023年3月までのバウチャー発行は49,500円(税込)です。2023年4月以降は66,000円(税込)です。
開催日 2023/5/17-19、2023/6/28-30、2023/8/2-4、2023/9/20-22 のいずれか
ITIL®4 認定講習スケジュール
前提条件
  • ITIL® 4ファンデーション認定を取得していること
    (お申し込み前に、認定資格を取得済みか確認してください。)
  • オンライン研修の受講環境が準備できること。受講環境の詳細は本ページの中ほどおよび下部にあるオンライン研修ガイドをご覧ください。
  • オンライン試験の受験環境が準備できること。「試験ガイド」を参照して事前にオンライン試験の要件をご確認ください。
トレーニング形式 オンラインでの講義、演習またはディスカッション、試験対策。試験は後日受験します。
1開催あたりの受講者様の人数:1名から20名まで
試験について
  • 本研修はITIL® 4 Specialist High Velocity IT(HVIT)(ハイベロシティIT)認定試験を含みます。
  • 試験は日本語試験です
  • 試験はPEOPLECERTオンライン・プロクタリング試験(オンライン試験)で受験します。他の受験方法はありません。オンライン試験の運営はPEOPLECERTになりますので、PEOPLECERTの規定に従ってください。
  • 試験ガイド」を参照して事前にオンライン試験の要件をご確認ください。
  • 試験は研修とは別日程で受験します。受験方法は研修コース中に講師より説明します。
  • 試験の形式は、90分間、4択問題が40問、資料持ち込みは不可、合格点は40点満点中28点(70%)以上が合格となります。
カリキュラム詳細
    ※以下の内容について以下の内容について講義や演習を含めて実施します
  1. ITIL®4 Specialist High Velocity IT(HVIT)の概要
  2. デジタルトランスフォーメーションとDevOps
    • なぜハイベロシティ環境が必要なのか?(VUCA、Cynefin sense-making framework(クネビン・フレームワーク))
    • デジタルトランスフォーメーション
    • デジタル製品に関連する5つの達成目標(価値ある投資、迅速な開発、レジリエント・オペレーション、価値共創、確実な準拠)
  3. ハイベロシティITとITIL
    • ハイベロシティITの運用モデル
    • HVITの5つの達成目標とサービスバリューチェーンの関係
    • サービスマネジメントの4つの側面
    • サービスバリューチェーンとDevOps
    • HVITの5つの達成目標と管理プラクティス
  4. ハイベロシティITを実現する技法
    • HVITの基本的なアプローチ(リーン、アジャイル、レジリエント、継続的)
    • ハイベロシティを実現する技法
    • 変化に対する意思決定を迅速に行えるようにする
      以下の技法について学習します。
      技術的負債、疎結合の情報システム・アーキテクチャ、最小の実用可能な製品およびサービス(MVP、Minimum viable products and services)、製品またはサービスのオーナーシップ
    • 開発から本番稼働までの高速なフローを作る
      以下の技法について学習します。
      継続的インテグレーション/継続的デリバリー、Infrastructure as Code、デプロイメント・パイプライン、バージョン管理、完了の定義(Definition of Done)、カンバン(Kanban)
    • フィードバックを活用して価値を高める仕組みを作る
      以下の技法について学習します。
      A/Bテスト、ピア・レビュー、レトロスペクティブ(振り返り)、サイト・リライアビリティ・エンジニアリング(SRE)
    • 失敗や訓練から学び継続的に改善するサイクルを作る
      以下の技法について学習します。
      カオス・エンジニアリング、非難なしのポストモーテム、ChatOps、AIOps
    • 情報セキュリティ、変更管理、コンプライアンスを統合する
      以下の技法について学習します。
      従来の変更管理との関係、DevSecOps
    • ハイベロシティITの5つの達成目標と技法の関連
  5. ハイベロシティITに必要な原則やカルチャ
    • 鍵となる行動パターン
      以下の項目について学習します。
      倫理、デザイン思考、セーフティ・カルチャ(心理的安全)、継続的改善モデル、トヨタのカタ、OODAループ、複雑性思考
  6. 試験対策として研修内で模擬試験を実施します。
    認定試験は研修終了後に別日程で受験します。

    ※カリキュラム全体の内容は変わりませんが、順序など詳細は変更となる場合があります。

ITIL®4のコース一覧